カフェの居抜きをあえてそのまま寿司バルにした。

お寿司屋さんっぽくない？

先入観にとらわれない美味しさを表現したいという思いはある

美味しいものを味わった瞬間に人は幸せを感じるのものだから。

ちょっとした幸せを提供したいと願いながら。


私は幼少の頃に母を亡くしひいおばあちゃんに育てられました。

曾祖母は私を喜ばせようと当時では珍しい料理を色々と作ってくれました。

その中でも一番印象に残っているのは「スコッチエッグ」です。

カリッとした衣の中にハンバーグのようなジューシーなひき肉があり、中を割ると

玉子が丸ごと入っています。こんな食べ物があるんだ！と興奮したものです。

今思えば、明治生まれの曾祖母がなんでこんなハイカラな料理を知っていたのか

私のために色々と頑張ってくれていたんだなと思うと泣けてきます。


私もこういう興奮を伝えたいと思い料理人になりました。

料理人になってからも、今まで食べていたのは何だったのか？と思わせる本物の料

理を知りました。

まぐろや日本酒は特にそうでした。

まだ知られていない美味しさを提供したいとの思いでこの店を始めました。

​とっつきにくい店かもしれませんが、ぜひ先入観を外して体験してみてください。


※ワンオペで運営しているため変則的な営業時間、不定休になります。
その他至らぬ点が多々あると思いますがご了承くださいませ。